展示「Ambient Weaving ── 環境と織物」に
紙より薄い「iOLEDフィルム光源」を織り込んだ西陣織が公開

▲iOLED フィルム光源を織り込んだ西陣織 (15 ㎝×150 ㎝) 展

日本触媒は、ZOZOテクノロジーズと京都・西陣織の老舗である細尾が2021年7月18日(日)までHOSOO GALLERYにて共同で開催している展示会「Ambient Weaving ── 環境と織物」に、開発中のiOLEDフィルム光源を提供した。

▲紐状のiOLED フィルム光源

この展示会は、ZOZOテクノロジーズと、東京大学大学院情報学環・筧康明研究室および細尾が実施するもので、伝統工芸と先端テクノロジーを組み合わせたテキスタイルに関する共同研究の成果発表を目的としている。

その展示物のひとつとして、日本触媒のiOLEDフィルム光源を織り込んだ西陣織を展示。iOLEDフィルム光源は、有機ELの長年の課題であった大気中の酸素や水分による素子の劣化を、日本触媒とNHKが共同開発した材料および素子技術(iOLED技術)により克服、厚さ0.1mm以下と紙より薄く、高い柔軟性を実現しているという。

▲iOLED フィルム光源を織り込んだ西陣織 (15 ㎝×150 ㎝) 展

今回、ZOZOテクノロジーズと織物に織り込める構造および形状を共同で開発検討し、新たに細い紐状のiOLEDフィルム光源を開発。西陣織をはじめとするさまざまなな織物への活用が期待されるそうだ。End

Ambient Weaving ── 環境と織物

会期
2021年4月17日(土)~7月18日(日)入場無料
時間
10:30~18:00(祝日を除く、入場は閉館の15分前まで)
会場
HOSOO GALLERY
詳細
https://ambientweaving.lab.zozo.jp/