インテリアブランドのmoooi（モーイ）は、デザイナーのAndrés ReisingerとJúlia Esquéがデザインしたチェア「Hortensia Armchair」を発表した。

この「Hortensia Armchair」は、30,000枚の花びらを敷き詰めた、柔らかい座り心地を提供する夢のようなアームチェア。

はじめは3Dレンダリングからスタートしたプロジェクトで、まずは限定版が完成。大規模な生産は困難にも思われたが、moooiと2人のデザイナーの協力により今回の販売が決定したという。

課題となったのは使いやすさで、ライフスタイルブランドであるmoooiのことを念頭に、アートとプロダクトデザインのバランスの取れたコレクションを追求し、「自然の美」を体現するチェアができあがった。

このアイコニックでゆったりとしたチェアのインスピレーション源は、「柔らかさ」を再現することにある。それは抱擁されたような、心地よくて穏やかな癒しの感覚なのだそうだ。

これを実現するために、ファブリックをレーザーカットして30,000枚以上の花びらの装飾を作製。ピンクとグレーの2色があるほか、moooiのファブリックコレクションから張地を選ぶこともできる。

▲Andrés Reisinger & Júlia Esqué