高齢者一人ひとりに最適なトレーニングを提供する
「歩行トレーニングロボット」と支援サービス

パナソニックは、高齢者に安全で効果的な歩行運動を提供する歩行トレーニングロボットの量産モデルを開発した。介護・福祉施設、病院向けに、このロボットを用いた「歩行トレーニング支援サービス」を2021年4月より開始している。

▲パナソニック 歩行トレーニングロボット KY-WTR502S

このサービスでは、ロボットを押して歩くだけで、一人ひとりに最適なトレーニングを提供することができる。利用者の歩行能力の維持・改善が実現できるほか、トレーニング結果を自動で計測・記録できるので、施設スタッフの管理業務の負担も軽減可能だという。

さらに、高齢者の運動に向き合う気持ちを維持したり、効果が見えないことによる不安を解消するために、AIが歩行分析を行い、身体機能の変化を分かりやく可視化する技術も備えている。

▲歩行トレーニング支援サービス(イメージ図)

▲トレーニング結果の出力イメージ

また、歩行補助器に見えないデザインで、本体はスリムな外観を採用。ハンドルは太く握りやすい形状で、肘を載せて体を支えられる安全な設計とした。音声ガイドに従いながらタッチパネル画面で簡単な操作ができるなど、トレーニングを楽しく続けられること目指したロボットとなっている。End