茨城県常陸太田市に本社を置く和眞嘉傳は、キットガレージ「木のこころ」を100戸限定商品として2021年6月15日（火）より予約販売を開始した。

「木のこころ」、屋外での大人の隠れ家として、あるいはキャンプなど短期間の滞在場所としてセルフビルドを楽しんだり、屋内でのリモートワークの完全個室や庭など敷地内での常設のガレージとして使用したりできるキットガレージ。

日本の伝統的な建築工法を身につけた大工職人の匠の技術により、木槌一本だけで杉無垢材を組み上げ、ガレージをセルフビルドすることができるという。

また、解体も簡単で、キットを運搬しておよそ1時間で組み立てることが可能。短期間利用した後、解体して持ち帰ることができるそうだ。

建築に用いられてきた杉材は、調湿・防菌・防カビ、香りによるリフレッシュ効果などが期待できるそうで、気軽に杉の無垢材の空間を多くの人に楽しんでほしいという思いから「木のこころ」の製作がスタート。

▲土台を水平に設置する

▲柱を立てる

▲壁となる板材を嵌め込む

▲垂木を嵌め込む

▲床材を敷く

▲屋根を被せる

▲扉を取り付ける

常陸太田の木材を地元の製材所や職人で製品化する地域密着型生産で、製造時のCO2排出を削減するなど地球への環境負荷を極力抑えながら、地域の林業活性化や製材・大工・木工仕事の技術保全を目指している。

▲有限会社 吉成工務店：設計・製材・本生産

▲井上建築：モデルガレージ製作

▲深谷工芸：建具（扉）製作