屋外のDXを後押しする
電子ペーパーデバイス「RICOH eWhiteboard 4200」

リコーは、屋外などの現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)を後押しするソリューションとして、世界最薄・最軽量、世界初防塵・防水(IP65対応)の42インチ電子ペーパーデバイス「RICOH eWhiteboard 4200」と、ソフトウェア、クラウドサービスを組み合わせた商品・ソリューションを発売した。

近年、オフィスを中心にDXが進む一方、建築現場では、屋外での図面確認など、大きな用紙を用いた業務のデジタル化はなかなか進んでいないという。また、手書きやペン入力が可能な電子ペーパーは10インチ程度が多く、図面サイズの電子ペーパーは表示機能に特化したものが主流だそうだ。

そのため、現場で紙に書き込んだ内容をオフィスや別の場所にいる関係者と共有するときには、転記や写真で対応せざるをえず、タイムリーな情報共有が難しく手間がかかるという課題があった。

そこで同社が開発した「RICOH eWhiteboard 4200」では、これまで紙では難しかった多拠点間での情報のリアルタイム共有、デジタルデータでの保存を実現。

▲「RICOH eWhiteboard 4200」イメージ

薄さ14.5㎜・本体重量5.9㎏と持ち運びが可能で、図面などの細かい文字や線も紙のように鮮明に見え、太陽光の下でもはっきり見える視認性を備えている。さらに、省電力だけでなく、世界初防塵・防水、バッテリー内蔵による電源レスを実現し、屋内外問わずさまざまな現場で使用可能だ。

また、表示の拡大縮小や手書き入力文字のテキスト変換、カスタム辞書などのソフトウェアを搭載。オプションでクラウドサービスを活用することにより、定型フォームのテンプレート化、ストレージ連携や遠隔共有、PC・スマートフォンからの閲覧など、社内外と連携して使用できるとしている。End