リサイクル陶器マグカップ
「不老窯×RI-CO lantern orange」

岡山県備前市のthe continue.は、リサイクル陶器ブランド「RI-CO #再生備前シリーズ」から、マグカップ「不老窯×RI-CO lantern orange」を2022年1月より発売する。

同シリーズは伝統工芸をリサイクルした商品。岡山県の伝統工芸品・備前焼の生産過程で廃棄されてしまう陶器ごみを粉砕し、型枠で成形している。

▲RI-CO mug lantern orange2

▲recycle_BIZEN

今回は、夫婦がともに3代目の備前焼作家という同市の窯元・不老窯とコラボ。窯元は、備前焼の伝統柄「ひだすき」という技法をアレンジした、灯のような模様を提案したという。

▲furougama_RI-CO

この技法は、窯入れ時に作品同士がくっつかないように挟み込んだ藁が、土中の鉄分と高温下で反応することで生まれるもの。しっかりと藁巻きをすることで、ダイナミックで美しいたすき掛けの模様が表れるそうで、「不老窯×RI-CO lantern orange」では、「やさしい未来への灯」をイメージした模様に仕上がっている。

▲hidasuki_BIZEN

▲clay_BIZEN

また、すべて1点もので、工芸のエッセンスを採り入れた、ふだん使いのデザインとなっている。同ブランドは、素材も作り方も伝統工芸ではないが、産地にこだわったリサイクルを行うことで、工芸作家とのコラボを実現することができたとしている。End