東京・日本橋の日本橋髙島屋は、毎年フランス・パリで開催される国際展示会「メゾン・エ・オブジェ」に出展された新作コレクションなどを紹介する「デザイン・ダイアローグ メゾン・エ・オブジェ・パリ展」を、2022年3月3日（木）から3月21日（月・祝）まで開催する。

▲2011年度デザイナー・オブ・ザ・イヤー受賞者Ronan & Erwan Bouroullecの作品 ©FLOS

デザインとライフスタイルの展示会「メゾン・エ・オブジェ」の主催者 SAFIが総指揮をとる同展は3部構成で、フランソワ・ルブラン・ディ・シシリア（François Leblanc Di Cicilia）が1・3部のキュレーションを担当。1部では、過去に「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」に輝いたクリエイターのなかから21名の作品が集結し、「椅子」と「照明」を中心に展示が行われる。

▲2011年度デザイナー・オブ・ザ・イヤー受賞者Ronan & Erwan Bouroullecの作品 ©Artek

エリザベス・ルリッシュ（Elizabeth Leriche）が担当する２部の新作コレクション「ホワッツ・ニュー」は、メゾン・エ・オブジェ開催延期のため、パリ会場に先駆けて展示。さらに、ジャンリュック・コロナ・ディストリア（Jean Luc Colonna d’Istria）をコーディネーターに迎えて、「デザイン・ダイアローグ」をテーマに、デザインを通じた多様な対話を模索する。

また、会場では、髙島屋で1941年に開催されたシャルロット・ペリアン展より、不朽の名作も登場する。