NEWS | プロダクト
2022.02.01 14:00
インターネット環境を使い、自宅に居ながらにして、友人との会話やショッピング、エンタメやフィットネスなどを楽しむツールとして、アメリカ・ロサンゼルスのスタートアップ PORTLが新たなデバイスを発表した。
同社が手がける、ホログラフィーを活用した卓上型デバイス「PORTL M」は、ユーザーにこれまでにないコミュニケーション体験をリアルタイムで提供するものである。
デバイスは、AIカメラとスピーカーを内蔵し、タッチ式のホログラフィックディスプレイを搭載。モバイルなどで撮影した動画をそのままPORTL Mにストリーミングすることができる。ディスプレイは縦でも横でも使えるという。
ボリュメトリックな映像によって、ショッピングでは、気に入った服をタップしながら画面上で試着してみたり、家族や友人とじかに話しているかのようにコミュニケーションをとったりすることができる。さらに、パーソナルトレーナーの指導を受けたり、遠隔医療を受けたりもできるそうだ。
また、学習やゲームなどに使えるだけでなく、デバイスを壁にかけ、NFTアートを表示して鑑賞するといった楽しみ方も可能だとしている。
モデルは2種類あるようで、価格は企業向けが5000ドル(約57万円)、家庭向けが2000ドル(約23万円)になる見込み。カラーはDark Matter(ブラック)とNimbus White(ホワイト)を用意する予定だ。