3つの施設で観光のあり方について考える
旅するフィールドワーク「TOUCA」開催

▲Entô

新しい観光教育の企画・運営を行う一般社団法人Intellectual Innovationsは、1年をかけて3拠点・4人の経営者と出会う、旅するフィールドワーク「TOUCA(とうか)」を開催する。2022年2月1日(火)より第1期の参加者を募集している。

このプログラムは、島根県海士町のジオホテル「Entô(エントウ)」を運営する海士、福岡県柳川市の旅館「柳川藩主立花邸 御花」を運営する御花、愛媛県松野町の四万十川源流 森の国「水際のロッジ」を運営するサン・クレアと共同で実施するもの。

観光産業は裾野が広く、個人経営も含めた多くの中小企業が集積しながら、直接的・間接的に地域経済の重要な役割を果たしている。

その一方で、観光産業における就業機会は、ホテル接遇・旅行代理店・航空に限定されるなど、選択肢が狭いことが多く、また、これらに従事する人材も、需要に対する受け皿としての機能(受動的な供給マネジメント)が求められているのが現状だという。

▲柳川藩主立花邸 御花

▲四万十川源流、森の国「水際のロッジ」

そこで今回のフィールドワークでは、参加者は上記の3施設において、3ヶ月ずつ現地業務を経験。各施設の経営者・メンバーとともに、自らのキャリアの在り方や各地域・施設の課題解決、観光のあり方について、1年間をかけて探求するそうだ。

これら3施設は同じ問題意識をもち、Intellectual Innovationsのコーディネーションのもと、参加者とともに「学び」「考え」「知己を得る」ためのフィールドワークを提供。提供者である4社も積極的な学び手として、知見を共有しながら、有機的に繋がり、お互いを補完していくことで、日本の観光を前進させたいとしている。End

TOUCA 第1期

実施期間
2022年4月1日(金)~2023年3月31日(金)
参加申込
2022年2月14日(月)締切
※下記note記事にある申込フォームより申込
詳細
https://note.com/i_innovations/n/n0e441e359581