インクルーシブな社会創りを目指す
乳幼児向けの「IKOU ポータブルチェア」

障がいのある・なしに関わらない乳幼児向けインクルーシブ・ブランド 「IKOU(イコウ)」が2022年4月にローンチする。第1弾プロダクト「IKOU ポータブルチェア」を開発し、予約販売をCAMPFIREにて開始している。

IKOUは、身体的チャレンジを抱える子どもたちとその家族の体験から、一般のファミリーも価値を感じられるデザインを実現し、インクルーシブな社会創りを目指すプロダクトブランド。

今回登場した「IKOU ポータブルチェア」は、家の中でも外出先でも使える、折りたたみ式のキッズチェア。体の状態や利用シーンに合わせて座面ごとリクライニングできるティルト機能を搭載し、安定した姿勢を保つシート形状とすることで、体幹が弱い乳幼児のおすわりの姿勢をやさしく支えてくれるという。

大人用の椅子に簡単に設置できるので、外出先でキッズチェアがなくても使え、屋内外で床置きも可能。移動の際はコンパクトに折りたたんで、肩がけや斜めがけで持ち運ぶこともできる。

重さは3.2kgで、誰が持っても違和感がなく、日常に馴染むミニマルなデザインを採用。背もたれとヘッドレストは可動式になっており、生後7か月から3歳ごろまで、子どもの成長に合わせて長く使えるように高さを調節することができる。

また、多様なニーズに応えるラインナップを開発中だそうで、身体障がいのある親子のペインから着想したアイデアをもとに、一般の子どもたちも含めたユーザーのニーズを満たすプロダクトの開発を目指すとしている。End

▲多様なバックグラウンドのデザイナーやエンジニアとともにユーザーと向き合い、知恵を出し合いながら試作を重ねた

▲自動車や航空機の開発において業界をリードするメーカーたちと、細部にこだわってユーザービリティを追求