ダイソン、空気清浄ヘッドホン「Dyson Zone™」を発表
都市の大気汚染と騒音を同時に遮断

ダイソンは、ノイズキャンセリング機能付きの空気清浄ヘッドホン「Dyson Zone™」を発表した。2022年秋の発売を予定している。現時点では日本での展開は未定としている。

大気汚染が地球規模で深刻化するなか、ダイソンは同社が培ってきた技術や研究開発の知見を駆使して、2段階の空気清浄システムを搭載した初めてのウェアラブルデバイスを開発。どこにいてもハウスダストや粒子状物質、有害なガスなどの大気汚染を除去してくれ、きれいな空気を吸うことができる。

さらに、シールドは非接触型で、顔に触れることなく、鼻と口に浄化した空気を送ってくれる。ダイソンは機械による肺を搭載したマネキンを作製してテストを行ったそうで、息苦しさがなく、自然で快適な呼吸ができるという。

また、同社は初めてのプレミアムなオーディオ技術も開発。高性能なノイズキャンセリング機能を搭載しており、都市の騒音を遮断しながら臨場感のあるHi-Fiオーディオが楽しめるそうだ。

チーフエンジニアのジェイク・ダイソンは、「Dyson Zone™空気清浄ヘッドホンは、移動中に呼吸する空気を浄化します。一般的なマスクとは異なり、高性能フィルターと2つの小型エアポンプを使用し、顔に触れることなく浄化されたよりきれいな空気を送り届けます。 今回、6年の開発期間を経て、どこにいても浄化された空気と澄み切ったきれいな音質を提供できることを嬉しく思います」とコメントしている。End