スウェーデン発のブランドであるIKEAとH&Mは共同で、英ロンドンを拠点にするクリエイターやメーカーのためのアイデアファクトリー「Atelier100」を設立することを発表した。

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このアトリエは、ロンドン中心部から半径100km以内で活動し、オリジナルのコンセプトや製造施設をもつものなら誰でも利用可能。規模をコンパクトにすることで、クリエイティブコミュニティはプロトタイピング段階で心地よく協業ができ、こうした関係を維持しながら将来的なビジネスの成功を一緒に築くことができるように、参加者の範囲を限定するようだ。

ビジネスのノウハウが学べるマスタークラスや、パーソナライズされた1対1のメンターセッションに参加することができ、自身のブランドを育成するために必要なサポートを受けることができるという。

さらに、参加者はH＆MとIngkaグループ（IKEAの親会社）の支援を受けることができる。1,000ポンド（約16万円）から10,000ポンド（約160万円）までの資金を提供し、コンセプトの実現をサポートしてくれる。

▲審査員のIngkaグループ|IKEAのチーフクリエイティブオフィサー Marcus Engman（左）とH&M グローバルイノベーションマネージャー　Camilla Henriksson

また、「Atelier100」のストアも2022年5月、ロンドン・ハマースミス地区にあるショッピングモールLivatにオープン。地元のクリエイターやメーカーが手がけたプロダクトが並ぶ予定だ。