英ロンドンでは、H＆Mとイケアの店舗を展開するIngkaグループが手がける、新しいコンセプトのショップスペース「Atelier100」がオープンした。この取り組みでは、デザイナーとメーカー、デザイン業界の専門家が協働して、持続的に商品を作ることができるローカルネットワークを構築することを目指している。

地元のデザイナー、メーカー、そして素材にフォーカスした店舗で、ロンドン西部のハマースミス地区（Hammersmith）にある。ワークショップやコワーキングスペースを備えたこれまでにないショップであり、販売されるアイテムはすべて、ロンドン中心部から100km以内でデザイン・製造が行われている。

さらに、ビジネスが学べるマスタークラスやマンツーマンのメンター制度もあり、合格者はオリジナルのアイデアをAtelier100で商品化し販売できる機会も得られるという。また、多機能スペースは、クリエイティブコミュニティのハブとしても利用されるそうで、独自のブランドを育成・展開するために必要なサポートも受けることができる。

また、店内は、購入客もデザイナーもテンションがあがるような、活気あふれる内装を採用。訪れた人は、地元に住み、働く人が手がけるアイテムだけでなく、店舗に反映されているその独特な雰囲気も楽しむことができるだろう。

▲BEEN London「DHL × BEEN London backpack」

▲Elm Rd「Freedom room spray」

▲Folde「Naum earrings」

▲Celia Calderon Asensio「Catsuit」

▲Celia Calderon Asensio「Opaque tights」

▲Gum LDN「Colour changing rings」

▲Timna Weber「Multiverse 24/7 jumper」

▲Homework「Mas Santo candle」

▲ERADU「Blue coffee maker」

▲Adam Jones「Duck vest」

▲Inouar「Toni bag」