točitの麦わら帽子のコレクション
デザイナー 垣根千晶による「9th collection」

▲「Mávat」

1948年に創業した麦わら帽子メーカー「藤井製帽」のプライベートブランドである「točit(トチエット)」から、デザイナー・垣根千晶による麦わら帽子のコレクション「točit 9th collection」が登場した。

3ラインを展開する同コレクションのテーマは「imagine」で、「普段なら通り過ぎてしまうような小さな感覚を拾い上げ、想像し、そこから生まれる新たな景色を共に楽しんでいただけますよう」にという思いを込めている。

▲掛けて飾れる帽子「Mávat

掛けて飾れる帽子」は、日常の風景に掛けて飾り、生活にも装いにも寄り添う帽子。製造方法でしつらえた掛けるためのフックで、壁などに飾ることができる。シーズンごとにデザインを変えた花器となるハットピンがついており、花を挿して飾ることも可能だ。

▲掛けて飾れる帽子「Přechod

▲掛けて飾れる帽子「Vítr

Basic line」は日常により取り入れやすいデザインを採用。1950年代の帽子からヒントを得てデザインした「Pie」、腰元にタックをとったポークパイクロッシェ「Plachý」、クラウンが高めのソンブレロハット「Sombrero」など、幅広いアイテムを展開する。

▲Basic line「Plachý」

▲Basic line「Chodník

▲Basic line「Peep

▲Basic line「Síť

また、「Vintage line」は、貴重なデッドストックの材料を使用したもの。日本の帽子産業が盛んだった時代に、多種多様な原料と先人たちのクリエイティヴィティにより、優れた素材が生み出されたという。

▲Vintage line

同ラインでは、これらの素材を現代によみがえらせようと、自社ストックや仲間内の工場から発掘。新しく作られた材料には出せない、何とも言えない色味をもつ「Pěkný」や、異素材を組み合わせたバケットハット「Čára」などを用意している。End