障がいの有無に関わらずみんなで楽しめる
ジャクエツのインクルーシブデザイン遊具

▲YURAGI

保育教材や遊具などを手がけるジャクエツは、障がいの有無に関わらず、みんなで変化する社会に適応していく力を養う遊具シリーズ「RESILIENCE PLAYGROUND」から、インクルーシブデザインの視点を備えた新しい遊具3点を発表した。

トランポリン遊具「YURAGI」は、真ん中に穴が空いたドーナッツ型の形状で、バランス感覚を養う起伏とぐるぐる遊び続けられる循環構造により、身体の感覚を養う。また、内と外から大人がケアしやすく、高さも低いため、見守る場所としての役割も果たすという。

「KOMORI」は、視界をできるだけ狭めた「こもり空間」をつくることで、ブランコ本来の揺れ感覚を楽しむことができる遊具。球型の形状によって、背中がぴったりと座面につき、安定した姿勢で揺れることができる。親や友達が揺らしてあげたり、身体が自由に動かせない子を揺らしてあげたりと、関係性が生まれるそうで、球体の中では音の反響も楽しむことができる。

▲KOMORI

また、「UKIWA」は、前後の大きさが違う浮き輪形状の遊具。体勢を変えたり、手を動かしたり、ちょっとした身体の動きで揺れが生まれるので、身体を自由に動かせない子でも、自分で揺れを生み出して遊ぶことができる。また、座面の外側は大きく丸みがついており、揺れている時に当たってても、角がなくケガにつながりにくい。

▲UKIWA

遊具の研究・開発は、医療的ケア児の活動拠点「オレンジキッズケアラボ」を手がける、医師でオレンジホームケアクリニック代表の紅谷浩之氏が監修。YURAGIは2022年6月7日(火)より販売を開始しており、KOMORIとUKIWAは2022年秋頃の販売開始を予定している。End