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2022.09.02 12:00
Lenovoはこのほど、折りたためるPCの新製品を発表した。2020年に発売された「ThinkPad X1 Fold」の後継モデルで、旧モデルから22%大きくなった16インチの有機ELディスプレイを採用しているのが特徴だ。
さらに、ディスプレイの大型化を図るとともに、本体の厚さを25%削減して薄型化を実現。展開時のサイズは276.1×345.7×8.6mmとなる。アルミフレームとバックカバーには100%リサイクル素材をするなど、環境に配慮する一方、高級感のあるなめらかな見た目になるという。
飛行機、電車、自動車などの限られたスペースでは、折り曲げて12型のノートPCとしても使える。開いてタブレットにすることもでき、スタンドを使えばディスプレイを縦横どちらにも置くことが可能。これにキーボードを取りつけて使用することもできる。
また、少し折りたたんだブックモードでは、電子書籍を読んだり、テキストの校正をしたりしやすい。もちろん、スタイラスペンにも対応しているので、使い方はさまざまだ。
なお、この新モデルは2022年内の発売予定で、価格は2,499ドル(約34万円)。日本での発売は未定のようだ。