ミナ ペルホネンの生地と熊本県の小国杉を使った
スタッキング可能な「畳スツール」発売

熊本県畳工業組合山鹿支部は、ミナ ペルホネンの生地を使った「畳スツール」の先行予約販売を開始した。

1,300年以上も前から続く畳という文化を後世に残したい、時代に取り残されないためにも、これまでの常識にとらわれず、現代のライフスタイルにあった価値を見出してほしいとの思いから、今回のスツールを制作したという。

座面に畳を使ったスタッキング可能なスツールで、サイズはおよそH415mm×W450mm×D400mm。畳縁にミナ ペルホネンのファブリック「quartet」を採用し、畳縁はブルーとグレーの2種類、スツールの色はナチュラル、アソレッド、アマクサブルーの3種類を用意する。

ミナ ペルホネンの生地は、カットファブリックという資源を無駄にしない取り組みのひとつとして使用。モノづくりの楽しさやモノの愛着を育み、循環する社会を目指したという。

スツールの素材には熊本県の小国杉を用い、積層合板という手法で制作する。軽くて丈夫で、歪みや反りが出にくいそうで、さまざまなシチュエーションに使え、気軽に外でも使えるように脚の底に保護材を施している。End