Preferred Roboticsが開発する家庭用自律移動ロボット「カチャカ」と専用家具「カチャカシェルフ」の先行予約が、2023年2月1日（水）に開始された。

同製品は人の声や専用アプリの指示で室内をスムーズに移動し、ドッキングした家具を指定した場所まで運ぶスマートロボット。自己位置推定とマッピング（SLAM）、ナビゲーション、画像認識、音声認識、ハードウェア設計を組み合わせることで、複雑な居住空間でも柔軟な自律移動ができる。

多様化するライフスタイルに合わせて、タイマー機能で毎日同じ時間に本や薬を提供したり、料理の配膳・下膳といった家事をサポートするなど、さまざまな利用シーンを想定している。

プロダクトデザイナーの鈴木元（GEN SUZIKI STUDIO代表）とデザインイノベーションファーム Takramが共同で開発。生活の中に溶け込むような設計にした。

▲仕事が終わったタイミングや寝る前に「積読本」を持ってきてくれる。

▲キッチンから食卓に食器や調味料を持ってきてくれる。

▲子どもの荷物を玄関から子ども部屋まで運んでくれる。

「カチャカ」本体は、幅240mm x 奥行387mm x 高さ124mm、重量10.0kgで積載荷重は20.0kg（専用家具重量含む）。充電式リチウムイオン電池を搭載し、移動速度は最速400mm/秒。

▲カチャカ

▲カチャカシェルフ

▲充電ドック

「カチャカシェルフ」は、パーツの付け外しが可能なモジュール式で、さまざまな用途に対応。1段から3段まで調整できる。オプションのバーパネルは、ライトグレーとダークグレーの2色が用意されている。