「UNSEEN INTELLIGENCE」

東京・六本木の東京ミッドタウン アトリウムにて、「クレ・ド・ポー ボーテ×レフィーク・アナドール AI アート展 『肌の知性』細胞がもつ神秘の⼒」が2023年6⽉28⽇（⽔）から7⽉2⽇（⽇）まで開催される。

「クレ・ド・ポー ボーテ」は、「肌には知性がある」をコンセプトに掲げる資生堂のスキンケア・メイクアップブランド。この展示では、同社の40年以上の肌細胞研究をもとにしたデジタルアート作品「UNSEEN INTELLIGENCE」を公開する。

作品を手がけたのは、トルコ・イスタンブール出⾝のメディアアーティスト レフィーク・アナドール。クレ・ド・ポー ボーテが収集したサイエンスデータをもとに、肌の中で起きている現象を、同氏が開発した⽣成AIアルゴリズムで可視化する。

展示イメージ

作品は2つのデジタルキャンバスで構成される。一方のキャンバスには、世界の主要都市のリアルタイムの紫外線量や環境汚染レベルといった膨大なデータをもとに、肌が受ける「悪い刺激」を表現。もう⼀⽅には、同研究所のサイエンスデータと肌の遺伝⼦ネットワークモデルをもとにした「輝き」を表現することで良い刺激と悪い刺激を受けたときの肌の細胞が⾒せる反応を、没⼊感のあるアート作品として落とし込んだ。

作品の公開を記念して、スペシャルトークショー「クレ・ド・ポー ボーテ×レフィーク・アナドール 『肌の知性』細胞がもつ神秘の⼒ 特別トークセッション」を同会場にて6⽉28⽇（⽔）に開催。アナドールと脳科学者の中野信⼦をゲストに迎え、脳と肌の関係性や最先端のAIデジタルアートについてトークを展開する。

レフィーク・アナドール（アーティスト）　Photo by Serge Hoeltschi

中野信⼦（脳科学者）

佐藤潔（クレ・ド・ポー ボーテ研究所 所⻑）