アトリエシムラ、東京・世田谷に移転オープン
ギャラリーとワークショップスペースを併設

染織家 志村ふくみの孫である志村昌司を中心としたつくり手たちによる、京都市右京区に本社を置く染織ブランド アトリエシムラは、2025年4月12日(土)に新店舗「アトリエシムラ Gallery&School 東京・世田谷」を拡大移転オープンする。

アトリエシムラは、草木染めと手織りによる一点ものの商品の制作及び、「ワークショップ」や「学びの会」などの染織を中心とした文化体験の場をつくる試みを続けている。

移転先である祖師谷は、志村ふくみの精神的な師であった陶芸家 富本憲吉の窯がかつてあったゆかりの地である。モダンな洋館造りの新店舗では、これまでよりも空間を拡張し、機場、染場、ギャラリー、和室、庭を備えた場となる。

新ギャラリーでは、アトリエシムラの着物、帯、裂(きれ)小物などの常設展示・販売を行うほか、アトリエシムラとゆかりのある作家の企画展、ゲストを招いたトークイベントなどを展開。

写真:刑部信人、アトリエシムラ

新ギャラリーのオープンを記念し、「しむらの手仕事と思想 − 志村ふくみの小裂(こぎれ)展」を4月12日(土)から6月24日(火)まで開催する。

志村ふくみの百寿を祝し、70年にわたる創作活動のなかで織りためた小裂を、未公開作品を含め展示。さらに、着物や帯を中心に、ストールや新作の裂小物など、アトリエシムラの商品も紹介する。関連イベントとして、志村の思想をより深く理解するためのトークイベントや講座も行われる。End

新ギャラリーオープン記念展
「しむらの手仕事と思想 - 志村ふくみの小裂(こぎれ)展」

会期
2025年4月12日(土)〜6月24日(火)
12:00〜17:30 水曜・木曜定休
展示内容
小裂、着物、帯、バッグ、帯締め、帯揚げ、ストール、裂小物など
会場
アトリエシムラ東京・世田谷 1Fギャラリースペース
(東京都世田谷区祖師谷6-17-7)
詳細
https://www.atelier-shimura.jp/blogs/news/newgalleryopen