照明メーカーのマックスレイが
山中俊治さん、安積朋子さんらによる新製品を発表


先日のDESIGNTIDE TOKYO 2011の期間中、東京・渋谷のプレイス青山で照明メーカー、マックスレイの新製品発表会が行われました。ホームユースをイメージした新しい光を提案するブランド「Ray」のリニューアルにあわせて、山中俊治さんとVINTAデザインによる新製品2種と、安積朋子さんによる「トゥイギーランプ」「リトルウッズ」(上の写真右)など、全8モデルのお披露目の場となりました。

「エクリプス」

山中さんデザインによる「エクリプス」のコンセプトは「光の不在」。「ペンダントランプが“傘”だけにならないかと考えました」と山中さんが言うように、指向性の強いLED光源の存在を消すべく、光の拡散・反射などさまざまな手段を用いてつくり込まれています。まさにエクリプス(日蝕)のイメージ。中心を貫く1本のワイヤーはスイッチではなく、シェードの高さを調整するためのもの。部屋を明るく照らしたいときには高めに、夕食時には低くして食事を演出するなど、場面に応じた設定が可能。シェードだけが宙に浮いているような不思議な感覚にとらわれます。白と黒の2種類が発売されます。

「ムーニッシュ」

VINTAデザインによる「ムーニッシュ」。ムーニッシュ(moonish)とは月の満ち欠けから派生した言葉で「気まぐれ」という意味。その名のとおり、常に変化し続ける月のように、見る角度によってその表情が変化していきます。セラミックの酸化という製法で焼いた手触り感のあるツヤ無しと、なめらかな質感のツヤ有りの2種類が展開され、微妙に透ける光の繊細な表情が楽しめます。

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