ザハ・ハディド・アーキテクツが建築デザインを担当した「KAPSARC」
ワールドアーキテクチャーフェスティバル2018のWAF Awards候補に選出

優れた建築物を称えるワールドアーキテクチャーフェスティバル(WAF)の2018年度WAF Awardsの候補として、サウジアラビアに本部を置くアブドラ国王石油調査研究センター(King Abdullah Petroleum Studies and Research Center、KAPSARC) が選出された。

KAPSARCは、社会福祉を目的としたエネルギーの有効利用を研究する非営利シンクタンク。エネルギー供給による環境影響やコストの削減や、効率的なエネルギー利用の実践的な解決策を考えるため、世界中の専門家が集い、エネルギーをめぐる課題に取り組んでいる。

KAPSARCは、ザハ・ハディド・アーキテクツがデザインした3つのセンター、図書館、礼拝施設の5つの建築物からなる。

米国グリーンビルディング協会の環境性能評価システムであるLEEDプラチナ証認を受けるために、センターはエネルギー消費を最小限にとどめ、リヤド高原の環境に合わせたデザインとして計画された。

プリズムのような六角形のハニカム構造の建築は、与えられた容積において、最小限の材料で細胞状の格子を作りあげており、砂漠に現れる結晶の集まりをイメージしている。

また、室内は強い日光が和らげられ、通風性も確保されるなど、環境に配慮した建築構造になっている。End

▲Photos by Hufton+Crow