NVIDIA GPUを用いてリアルタイムで気象シミュレーション
ハリケーンによる洪水の深刻さを伝える初の試み

アメリカの半導体メーカー・NVIDIA(エヌビディア)は、アメリカ南東部で猛威を振うハリケーン「フローレンス」による洪水に備えて、9月13日(木)に、The Weather Channelにおいて暴風雨の深刻さを伝える初のライブシミュレーションを放送したと発表した。

アトランタに拠点を置くThe Weather Channelは、ビデオゲーム制作者にはおなじみのグラフィックスプロセッシングを採用。動画で確認できるように、ライブ映像では気象予報士とともに、息をのむような没入型の映像が展開されている。これは、生命を脅かす気象条件の厳しさを伝えるために導入された技術を用いたものだ。

もちろん、この映像はデータに基づいている。The Weather Channelは、風速、風向、降水量、および無数の気象データのポイントから3Dレンダリングを行い、正確なビジュアル化を実現。

The Weather Channelでは、従来の緑色のクロマキー(映像用の背景装置)の中央に気象予報士を配置。気象シミュレーションでは、予報士の周りを囲むリアルタイム映像の上に、気象予報を同時に映し出している。

「この膨大な量のリアルタイム・プロセッシングは、NVIDIA GPUが可能にしているのです」と、The Weather Channelのデザイン部長のMichael Potts氏は語っている。End