ルノーが完全自動運転のEVコンセプトカー「EZ-ULTIMO」を発表
大理石も使ったエレガントな内装デザインを公開

ルノー(Renault)は2018年10月2日(火)、フランスのパリモーターショー2018において、電気式自動運転ロボット・コンセプトカー「EZ-ULTIMO」を発表した。

2018年3月に公開したシェアードモビリティ(shared mobility)の「EZ-GO」、2018年9月に発表した荷物配達向けの「EZ-PRO」に続き、ルノーのロボットカー3部作がこれで完成した。

EZ-ULTIMOは、1時間や1日などの単位でオンデマンドで利用可能。旅行会社や観光客向けに、プライベートな旅行や特別な体験を提供する。現代建築にインスパイアされ、未来のスマートシティと完全に一体になる同車は、すべての人々に特別な経験をもたらすものだという。

洗練された内部のデザインは、フランスのエレガントな生活にヒントを得て、木、大理石、皮革などの貴重な素材を使用し、乗客は最高級のリラックスした空間を楽しむことができる。

またEZ-ULTIMOは、特定の状況下で運転操作をすべて行う「レベル4」の完全自動運転技術を搭載しており、幅広い用途に対応。さまざまなインフラに合わせて、都市環境、高速道路やシャトルサービスにも対応が可能だ。End