NEWS | プロダクト
2019.01.24 16:45
パナソニックは、メモリーカード・カメラレコーダー「AG-CX350」を2019年2月に発売すると発表した。
同品は、映像制作と放送の両方の用途をカバーするハンドヘルド・カムコーダーの新しいラインアップ「CX」シリーズの初号機となるもの。
広角(24.5 mm)・高倍率(20倍ズーム)レンズと高精細・高感度の新1.0型15メガ MOSセンサーを搭載し、10ビットの高画質で、4K(UHD)またはFHD 映像のSDCXカードへの収録が可能。
高効率の新コーデック(HEVC・LongGOP/10ビット4:2:0/MOV)は、ノートPC上でもスムーズな再生が可能で、HLGガンマモードを搭載し、HDR映像制作をサポート。高輝度・高精細LCDを搭載、SDI・HDMI同時出力、軽量1.9 kg・コンパクト・低消費電力など優れた操作性とユーザービリティを実現している。
カムコーダーとして初めてNDI|HX接続に対応しており、IP接続による伝送とカメラコントロールが可能。同社製のNDI対応リモートカメラシステム、ライブプロダクションセンターAV-HLC100との連携によるライブ配信システムが構築できるという。
また、ストリーミング機能を備え、プロトコルはRTSPに加えてRTMPをサポート。Facebook、YouTubeライブに対応でき、さらに放送用P2ファイル形式(MXF・AVC-Intra/AVC-LongG)にも将来的に対応予定で、放送業務での使用にも対応できるそうだ。