無印良品初となる産学共創店舗
「MUJIcom 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス」がオープン

無印良品を展開する良品計画は、大学キャンパスへの初出店となる「MUJIcom 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス」を、2019年7月18日(木)にオープンすると発表した。

この店舗は、2019年4月に開設された武蔵野美術大学同キャンパス1階の共創スタジオへ出店する「産学共創店舗」。造形から育まれる「創造的思考力」を実社会の課題解決に応用した新しい価値づくりという、同大学市ヶ谷キャンパスの理念に良品計画が共感し、今回の出店に至ったという。

学食としてのCaféスペースのほか、知的好奇心をくすぐる素材や書籍を集め、子供から大人までが創造力を育む場「com Studio」を用意。販売している廃材、端材を自由に加工する空間に加え、関連した書籍を揃えた「MUJI BOOKS」コーナーも設置される。

さらに、武蔵野美術大学と、自治体や企業、地域との連携で生まれたものを販売するスペース「Open Market」も設置。大学が企画・管理することにより、地域との共創の場として「モノを売る」だけではなく、「コミュニケーションをつくる」きっかけの場を目指す。

また、オープニング企画として、「ここから始めよう、みんなの新たな学び舎」を2019年7月18日(木)から9月30日(月)まで開催。同大学や同社の関係者、および近隣住民に、学びを通してどういう社会を目指し、100年先の未来のために何をなすべきなのか、自分の言葉で宣言してもらい、その言葉で空間を埋め尽くす有機的共生型の展覧会となるそうだ。End