JR東日本が一部路線で「スマホ定期券」のモニタリングを実施
駅窓口を使わずスマホだけで定期券の購入が可能に

▲「スマホ定期券」 画面イメージ ※イメージであり、今後変更になる可能性あり

JR東日本ウェルネットと共同で、2019年9月1日(日)から2020年3月31日(火)まで、JR東日本の一部路線の通学定期券について、「スマホ定期券」のモニタリングを実施すると発表した。

この「スマホ定期券」は、ウェルネットが提供するスマホアプリ「バスもり!」を活用するもの。顧客自身で「バスもり!」アプリをダウンロードし、スマホの操作だけで簡単に定期券を購入・乗車ができるサービスだ。

対象券種は通学高校(1・3・6 か月)で、沿線の高校が協力。スマホから資格確認用情報の入力と本人確認用写真を撮影・画面表示を行うことで、駅窓口での「通学証明書」の提出手続きが省略できる。

つまり、スマホで定期券の申込みができ、スマホ自体が定期券となるので駅で購入しないのが特徴だ。支払いは、クレジットカード決済のほか、コンビニや金融機関のATMなど多様な支払い方法に対応。また、ウェルネットが提供する支払アプリ「支払秘書」を使えば申込みから支払いまでがスマホで完結するという。

対象区間は、水郡線 矢祭山~磐城守山間、奥羽本線 大石田~真室川間、陸羽東線 新庄~最上間などで、JR東日本では、駅の窓口に来なくても通学定期券を購入できる仕組みを試行導入し、顧客サービスの向上を図りたいとしている。End