書籍「映像・動画制作者のためのサウンドデザイン入門」が登場
動画コンテンツ制作のための音響の基礎知識を紹介

ビー・エヌ・エヌ新社から、書籍「映像・動画制作者のためのサウンドデザイン入門」が2020年2月25日(火)に発売される。B5判変型/240ページで、本体価格は2,700円(税別)。

いまや映像や動画のコンテンツを制作するうえで、欠かせなくなっているのが音響の基礎知識だ。ただ、視覚で伝える「動画像」には比較的多くのマニュアルやティップスといった制作ナレッジがあり、個人でも高い品質のコンテンツを実現しているが、それと比べると、「音」についてはまだまだ学ぶ場や磨く術が少ないのが現状だという。

そこで同書では、BGM、SE(効果音)、音声・ナレーションの作り方と演出法を一冊にまとめた。著者はレコーディングエンジニア・サウンドエンジニアで、デジタルハリウッド大学で助教を務める坂本昭人。「映像のクオリティを極めるのは音だ」と考える人のためのサウンドデザイン入門書である。

音の特性や仕組みの理解から、BGMや効果音の作り方、ナレーションのレコーディング方法、補正と編集のテクニック、臨場感の演出法、納品・発信に向けたミックス&マスタリングまで、効果的な音響をデザインするノウハウを知ることができ、作品を一定以上の優れたレベルに導いてくれるという。

映像・動画制作を行っていても音への苦手意識を持っている人や、さらなる音の品質向上を目指したいと思っている人なども、これだけは外せないという音の基礎知識を学ぶことができるだろう。End