▲写真：Scott Norsworthy

北海道・小樽の洋菓子舗「ルタオ」（LeTAO）がカナダ・トロントで展開する店舗の設計を、地元の建築スタジオ Kilogram Studioが手がけた。

ルタオからの要望は、小樽に愛着をもつ同ブランドらしく、地元の街とシームレスにつながる店舗を作りたいということだった。そのデザインは、ルタオを代表するチーズケーキやクッキーの製造プロセスにヒントを得たという。

▲写真：Scott Norsworthy

店舗中央のディスプレイには商品を並べ、その上にはファブリック張りの吊り下げ照明装置を設置。壁にはスチール製のディスプレイを据えつけ、ウォールマウントライトを使用した。

▲写真：Scott Norsworthy

カウンターはファブリックのテクスチャのあるコンクリートを使い、色彩とパターンが豊かなテラゾのフロアは、以前のテナントのものを残した。青色や砂色で空間を満たし、青く塗られた木材がクリーム色のチーズケーキを飾りたてている。

▲写真：Scott Norsworthy

▲写真：Scott Norsworthy

ディスプレイや家具は、トロントの歩道を象徴するコンクリート製のA字型の看板のようなストリートファニチャーをイメージ。外壁に沿って棚枠を置いくことで、通りの眺めを緩和している。

▲写真：Scott Norsworthy

▲写真：Scott Norsworthy

▲写真：Scott Norsworthy

▲写真：Scott Norsworthy

▲写真：Scott Norsworthy