建築家・隈研吾が校長を務める高知県香美市の高知県立林業大学校は、2020年10月23日（金）に、同氏による特別講義をオンラインで開催する。

今回は「森が育む伝統技術と新しい物づくり　～伝統、地域、そして世界へ～」をテーマに、長年にわたって独自の木造建築に取り組んできた隈研吾が講演。

▲ 隈研吾（Photo ©︎ J.C. Carbonne）

さらに、木工技術の「組子」で新たなフィールドに挑戦している組子細工職人の岩本大輔（土佐組子・代表取締役）をゲストに迎えてトークセッションも実施する。

▲ 岩本大輔

▲ 桧の組子による椅子 「GUNE-GUNE」

両氏のコラボレーション企画「TAKUMI CRAFT CONNECTION-KYOTO」で発表した、桧の組子による椅子「GUNE-GUNE」制作時のエピソードも交えながら、これからの伝統技術やモノづくりについて、木造建築／組子細工のそれぞれの立場からメッセージを伝えるという。

また、新型コロナウイルス感染症拡大を考慮して、今年は同校初のオンラインでの開催となる。YouTube Liveにて生中継で配信される予定で、全国各地から無料で視聴することができる。