肥前吉田焼の窯元 224porcelainと
サウンドデザイナー 日山豪による「音が鳴るカップ」

佐賀県嬉野市の肥前吉田焼の窯元「224porcelain」は、サウンドデザイナー 日山豪とコラボレーションした磁器ブランド「モノヲト」を立ち上げ、第1弾アイテム「音が鳴るカップ」を2020年12月8日(火)より販売を開始する。 これに合わせて、東京・恵比寿のTHE HARVEST KITCHEN GENERAL STOREにてポップアップフェアも開催される。

「モノヲト」は、「音と暮らす」をコンセプトに器と音のプロが出会って生まれたブランド。そこから生まれた「音が鳴るカップ」は、磁器が奏でる心地よい音色と機能美を合わせ持つカップである。

暮らしに音を添える磁器を具現化すべく、約1年半にわたって30種類以上の試作と音響分析を重ね、人にとって心地良いと感じる音を追求。二重構造のカップの底に施された仕掛けにより、カップを傾けることで、心にそっと寄り添うような心地よい音色を奏でるという。

真っ白で滑らかなボディに、コロンとした可愛らしいフォルム、すっと手になじんで使いやすい形を採用。二重構造で熱を通しにくいので持っても熱くなりにくく、保温効果があるので中の飲み物が冷めにくくなっている。

また、高台のないカップはゆらゆらと揺れて音が鳴ることもあるそうで、視覚障害者にも優しいインクルーシブデザインにもなっている。音が鳴ることで位置がわかりやすく、誰が飲んだか、どのくらいのペースで飲んでいるかも認識することができるなど、新たなコミュニケーションツールにもなるだろう。End

▲ 辻諭(224porcelain代表)

▲ 日山豪(エコーズブレス代表)

「モノヲト」ポップアップフェア

期間
2020年12月8日(火)~2021年1月中旬
会場
THE HARVEST KITCHEN GENERAL STORE
詳細
http://224porcelain.com/monowoto/