生体認証とID連携機能を一体化した
NECの「Digital ID プラットフォーム」サービス

NECは、ニューノーマル時代の新しい働き方の実現に向けて、生体認証と複数のソリューションをつなぐID連携機能を一体化した「Digital ID プラットフォーム」のサービス提供を開始した。

このサービスは、新型コロナウイルス感染症が拡大するなか、約7か月間にわたる同社内での実証を経て最適化されたプラットフォーム。

生体認証とID連携の機能を一体化してクラウドサービスとして提供するもので、プラットフォーム上では、顔認証などの生体認証を鍵として、本人に紐付くさまざまなIDを連携することになる。

これにより、体表温測定やマスク未着用検知を含む執務エリアへのタッチレスな入退管理から、PCログイン、ロッカーや複合機の利用、自動販売機や店舗での買い物や食堂利用など、さまざまなシーンをシームレスにつなげることができるようになるという。

▲Digital IDプラットフォームと各種ソリューションのイメージ

さらに、すでに実績があるソリューションメニューから顧客のニーズに合わせて組み合わせることができるそうで、スマートビルディングの短期間での効率的な構築が可能だそうだ。

なお、同社は今回提供するプラットフォームと連携できる入退管理や決済などさまざまなソリューションを開発し、2021年4月から順次販売を開始するとしている。End