谷川俊太郎の珠玉の詩「うそ」
中山信一のイラストで絵本になって登場

詩人・谷川俊太郎が手がけた詩「うそ」が絵本となり、主婦の友社からエイプリルフールの日である2021年4月1日(木)に発売される。

この「うそ」は、1988年に谷川が発表した詩集「はだか」のなかの一編。この詩をもとに、新進気鋭のイラストレーター・中山信一によって、子どもだけでなく大人にも届く絵本として登場する。

ストーリーは犬と散歩をしている男の子という一見ほのぼのとした絵で展開されるが、詩としては「うそ」についてのシリアスな言葉が並ぶ。

「ついていいうそ」と「ついてはいけないうそ」、「いいうそ」と「悪いうそ」はあるのだろうか。いい・悪い、軽い・重いという単純な基準でうそを測れるものだろうか。男の子がうそについてあれこれ考え、思いを巡らせていく。

「うそとほんと、良いことと悪いこと、美しいものと醜いもの、どっちかに割り切れないところに、生きていることの本当の姿があります」と谷川は語る。

「うそでしかいえない ほんとのことが ある」。うそに誠実であるほど、「ぼく」の言葉が私たちの心に深く響く。絵本でありながら、哲学の書とも言える一冊である。

なお、東京・代官山 蔦屋書店では、絵本「うそ」の原画展も2021年4月1日(木)から4月19日(月)まで開催。「うそ」イラスト原画の展示や、イラストを用いたオリジナルグッズ、中山のイラストグッズの販売が行われる。End

▲詩:谷川俊太郎

▲絵:中山信一

絵本「うそ」

谷川俊太郎
中山信一
定価
1,540円(税込)
発売日
2021年4月1日(木)
詳細
https://amzn.to/3vZZSF5

絵本「うそ」原画展 

期間
2021年4月1日(木)~4月19日(月)
会場
代官山 蔦屋書店
詳細
https://store.tsite.jp/daikanyama/