原研哉、「未来の日本の始まりに向けて」をテーマに
2つの書籍を発刊。同時に記念トークイベントが開催

東京・銀座の銀座 蔦屋書店(GINZA SIX 6F)は、5周年を記念して、デザイナーの原研哉をホストに3回シリーズのトークイベントを2022年4月20日(水)より開催する。

同氏は、自身の視点から高解像度な日本を紹介するウェブサイト「低空飛行」を展開。そのブログをもとに加筆・再編集を行った書籍「低空飛行−この国のかたちへ」が4月14日(木)に岩波書店より出版された。「デザインのデザイン」「日本のデザイン」に続く第3弾で、再編が迫られている日本の産業の新次元を構想する内容となっている。

また、同⽒がファウンダーとして関わり、日本の「観光」という産業を更新するべく、2021年10月末に開催された「瀬戸内デザイン会議」を収録した書籍「この旅館をどう立て直すか 瀬戸内デザイン会議−1 2021 宮島篇」も 4月15日(金)にCCCメディアハウスより出版された。

今回は、これら2つの書籍の発売を記念して、「未来の日本の始まりに向けて」というテーマで、日本の観光や風土、ホテルのあり方をテーマにした座談会形式の連続トークイベントを実施。4月20日(水)は「こんな事を今、考えています」と題してトークを行う。

5月1日(日)の「半島の先から未来がはじまる」は、デザイナーの梅原真と地域プロデューサーの鈴木輝隆をゲストに迎える。また、5月8日(日)は建築家の長谷川豪を迎え、「こんなホテルを作ってみたい」と題してトークを展開する。

▲梅原真(デザイナー/梅原デザイン事務所代表)

▲鈴木輝隆(地域プロデューサー/江戸川大学名誉教授/立正大学地域連携チーフプロデューサー)

▲長谷川豪(建築家/長谷川豪建築設計事務所代表)

そのほか、銀座 蔦屋書店では、フェア「未来の日本の始まりに向けて」も5月15日(日)まで開催中。これまでの著書をはじめ、石垣島・八重泉酒造の泡盛や飛騨産業と協働で開発した椅子「SUWARI」など、原研哉がデザインした直近のプロダクトを展示している。End

銀座 蔦屋書店5周年 原研哉 連続トークイベント

第1回「こんな事を今、考えています」

開催日時
2022年4月20日(水) 18:30~20:00
登壇者
原研哉

第2回「半島の先から未来がはじまる」

開催日時
2022年5月1日(日) 17:00-18:30
登壇者
原研哉、梅原真、鈴木輝隆

第3回「こんなホテルを作ってみたい」

開催日時
2022年5月8日(日) 17:00~18:30
登壇者
原研哉、長谷川豪
会場
銀座 蔦屋書店 BOOK EVENT SPACEおよびオンライン
※サテライト会場:周南蔦屋書店、武雄蔦屋書店
申込
https://eventmanager-plus.jp/get/8a936721f6fe7e5db0d4c16b68c191fd0b9c1e1605e8654afb29fc0f3b86f2ca