大理石の素材感をそのまま活かした
トム・ディクソンの新コレクション「STONE」

トム・ディクソンは、新しいコレクション「STONE(ストーン)」を発表した。大理石の素材感をそのまま意匠や機能性に活かすことをイメージしてデザインされた、照明とホームアクセサリーのコレクションである。

世界的に有名なタージマハルの建築にも使われている、大理石という素材の特性を活かしたという同コレクション。

自然環境の変化によって作り出された石の表面に現れる紋様は、ひとつとして同じものはなく、長きにわたって建築家や彫刻家、デザイナーの創作意欲をかきたててきた。

そこで同ブランドは、表面に見える紋様だけでなく、石の肌触り、重さや堅牢度にも着目し、デザインに活かしたという。

今回は、ペンダントライトやテーブルランプ、ウォールライトのほか、キャンドル、ティーライト・ホルダー、チョッピングボード、ペストル&モルタル(乳棒と乳鉢)、スパイスグラインダー、サービングボードをラインアップ。

大理石の特性により、石の持つ固いイメージとは対照的に、鉱物を通して滲み出てくる光が素材に温かみを与えてくれる。また、個々の大理石の模様により、数百万年の時を経て圧縮・加熱されて創り出された石の歴史を感じさせてくれるだろう。End