空間を詩で表現する
詩人・大崎清夏さんが建築家の手がけた空間をその案内で訪ね、一篇の詩とエッセイ形式の言葉を紡ぎます。建築家自身が空間の細部に込めた想いと、大崎さんが空間から受けたインスピレーションをもとに、建築に投影された記憶に詩とことばでアプローチするシリーズです。
詩人・大崎清夏さんが建築家の手がけた空間をその案内で訪ね、一篇の詩とエッセイ形式の言葉を紡ぎます。建築家自身が空間の細部に込めた想いと、大崎さんが空間から受けたインスピレーションをもとに、建築に投影された記憶に詩とことばでアプローチするシリーズです。
各回ひとりの建築家が手がけたひとつの建築・空間をともに訪れています。
第10回 建築家 葛島隆之
むすんでひらく自由
第9回 建築家 増田信吾(増田信吾+大坪克亘)
窓の先の世界をつくる
第8回 建築家 小室 舞
見えない部分との対話
第7回 建築家 武田清明
家族の記憶を仕込む
第6回 建築家 岩瀬諒子
私の段々を探して
番外編
AXIS Design Round-table
境界線を越えて
拡張し合う言葉とイメージ
第5回 ツバメアーキテクツ
隣と未来に楽しくはみ出る
第4回 トミトアーキテクチャ
町の物語へと続く道
第3回 建築家 長岡 勉(POINT)
宿った命との遊び方
第2回 建築家 中山英之
(建築=言葉)の忘れ方
第1回 建築家 工藤桃子
複雑さとのつきあい方
本連載で空間を詩とことばで表現するのは大崎清夏さん。
2018年に発刊された「新しい住みか」をはじめ、人間の暮らす場所や、
人と空間の結びつきなどをテーマに、国内外で詩を発表しています。
1982年神奈川県生まれ。詩人。詩集「指差すことができない」が第19回中原中也賞受賞。近著に詩集「新しい住みか」(青土社)、絵本「うみの いいもの たからもの」(山口マオ・絵/福音館書店)など。ダンサーや音楽家、美術家やバーのママなど、他ジャンルのアーティストとの協働作品を多く手がける。19年、第50回ロッテルダム国際詩祭に招聘。https://osakisayaka.com/